未知なる業の成就―Ⅶ、「在り方」の多様性



“選ばれた人”

“特別な人”

“成功者”

“優劣”

“善悪”

これらは幻影を生む可能性のあるマントラである。

これらの言葉は受け取り方によっては自己顕示欲を駆り立てるものになる。

あらゆるメッセージには何らかの「目的」があり反応対象を特定している。

「目的」とは利己的な欲を満足させるものであり、得られない苦しみの源。

利己的な満足は「実在」ではない。

 

スピリチュアルな()メッセージに自らがどう反応しているか注意すべきである。

マーヤ、グラマー、イリュージョンを見抜く「霊的な視力の発達」が何よりも重要なもの。

多様な情報に自由にアクセスできる現在、リアリティー(実相・実在・真実)とリアリティーでないものを「識別する能力」は個人の責任において発達させるべきものである。

 

「解放の先にある至福」に到達する道は、すべての存在に開かれている。